医療2026年5月約5分

人口10万人あたり病院数9.3院の高知と3.8院の埼玉——なぜこれほど違うのか

#病院数#医療格差#高知#埼玉
厚労省データによると病院数(人口10万人対)は長崎9.5院が最多で、高知9.3院・佐賀9.3院も僅差の上位。最少は埼玉3.8院。医師数と病院数の分布から見えてくる医療格差の構造。

厚生労働省「医療施設調査」(2022年)によると、人口10万人あたりの病院数は高知県9.3院・佐賀県9.3院が全国最高で、埼玉県3.8院・千葉県4.3院が最少だ。差は約2.5倍になる。

高知・九州で病院が多い理由

高知・佐賀・長崎など四国・九州南部で病院が多い背景には、地理的条件がある。高知は山地が多く交通が不便なため、各地域に病院が必要だ。一か所に集約するより分散して設置する必要がある。

また人口あたりの医師数が多い地域(高知311人・徳島325人)は医師が診療所・病院を開業しやすく、施設数が増える傾向がある。

埼玉・千葉で少ない理由

埼玉・千葉は東京への通院・救急搬送を前提とした医療圏構造になっている面がある。「東京の病院に行けばいい」という暗黙の前提が、地元での病院整備を遅らせてきた側面がある。

しかし人口増加が続く中でその前提が崩れつつあり、首都圏での病院不足・救急逼迫が問題化している。

病院数と医療の質は別

注意が必要なのは、病院数が多いからといって医療の質が高いとは限らないことだ。小規模な病院が多い地域では、高度な医療機器・専門医が少ないケースもある。医療の質は病院数だけでなく、医師の専門性・機器の充実度・連携体制で評価される必要がある。

💡 医師数(人口10万人対)は最高京都・最低埼玉で約1.9倍の差。地域差があるからこそ、自分の備えは一度プロに無料相談を。

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📊 データ出典:記事内のデータは政府統計(厚生労働省・総務省・国土交通省等)をもとにしています。

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