経済2026年5月約4分
最低賃金の地域格差——東京1163円vs青森951円、月3.4万円の差
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最低賃金は東京1163円・青森951円で212円の差。月160時間働くと月3.4万円、年間約41万円の差になる。同じ日本でなぜこれだけ違うのか。
2022年の地域別最低賃金は、東京都・神奈川県が1,072〜1,071円と全国最高で、青森・秋田・岩手など東北の複数県が853〜854円と最低水準だ。差額は219円。
月に換算すると4万円の差
時給219円の差は一見小さく見えるが、月160時間働くと月3万5千円、年間では42万円の差になる。最低賃金で働く人にとって、住んでいる都道府県によって年収が42万円変わるということだ。
なぜ地域差があるのか
地域別最低賃金は都道府県の経済実態に基づいて設定される。東京・神奈川は経済規模が大きく物価も高いため高めに設定される。東北・九州の一部は経済規模が小さく、企業が高い最低賃金を払えないという事情がある。
一方で物価も違う
ただし最低賃金が高い地域は物価も高い。東京の1K家賃は青森の約3倍になることもある。単純に最低賃金だけで「どこに住むべきか」は判断できない。最低賃金と物価・家賃・通勤コストを総合的に見る必要がある。
全国一律の最低賃金を設定すべきかどうかは政策論争が続いているが、地域格差は縮小傾向にある。2012年に最大で226円あった差は、2022年には219円まで縮まっている。
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