埼玉を、勝手にアピールしてみた。——700万人が選び続ける理由がある。東京の隣の最強コスパ県
700万人が選び続けている。それが答えだ。
埼玉県の人口は約734万人で全国5位。東京・神奈川・大阪・愛知に次ぐ規模で、政令指定都市(さいたま市)を擁する大都市圏だ。毎年、全国各地から人が移り住んでくる。「ダサイタマ」などと揶揄されることもあるが、そのイメージとは裏腹に、データで見ると埼玉は日本で最もコスパの高い生活圏の一つだ。
東京の隣で、東京より安く、東京の仕事ができる
埼玉最大の強みはシンプルだ。東京の職場に通いながら、東京より大幅に安い家賃・地価で暮らせる。
東京都内(23区)のワンルーム平均家賃が8〜10万円のところ、さいたま市・川口市・川越市なら同条件で5〜7万円台が見つかる。都心まで30〜50分の通勤時間で、住居コストを月3〜4万円削れる。年間で36〜48万円の差だ。ファミリーなら2LDK〜3LDKを東京の1LDK並みの家賃で借りられるエリアが多い。
地価変動率は+2.1%と着実に上昇しており、「買っておけばよかった」ではなく「今が買い時」のエリアが依然として多い。新築マンション・戸建ての選択肢が東京23区の倍以上あり、広い家を手に入れたいファミリーに圧倒的に向いている。
さいたま市という政令市の実力
さいたまは新しくて実力のある街だ。2001年に浦和・大宮・与野の3市が合併して誕生した政令指定都市で、人口は約135万人。大宮駅は東北・上越・北陸新幹線が交わるターミナルで、東京・新潟・仙台・金沢への移動がどこよりも便利だ。東京まで新幹線で25分という事実はあまり知られていないが、新幹線通勤を選ぶビジネスパーソンも実在する。
さいたまスーパーアリーナは収容5万人超の全国最大規模の屋内アリーナの一つで、大型コンサート・格闘技・スポーツイベントが年中開催される。鉄道博物館は鉄道ファンの聖地として全国から来場者が集まり、埼玉スタジアム2002はワールドカップ公式戦が行われた本格的なサッカー専用スタジアムだ。
行政サービスも充実している。子育て支援・保育所整備・公共施設の充実度は全国の政令市の中でも高水準で、子育て環境に関する評価は着実に上がっている。
川越・秩父・長瀞——東京では絶対に見られない景色がある
埼玉の観光ポテンシャルは侮れない。
川越は「小江戸」として年間700万人以上の観光客を集める。蔵造りの街並みが残る一番街・菓子屋横丁・川越城本丸御殿——江戸時代の空気が残る街として外国人観光客にも人気が高い。喜多院(徳川家ゆかりの名刹)・氷川神社(縁結びで有名)など見どころが密集し、半日では回りきれない。
秩父・長瀞エリアは、渓谷・温泉・キャンプ場が揃う自然の宝庫だ。西武線・秩父鉄道で東京から2時間以内でアクセスでき、首都圏最大級のアウトドア圏を形成している。春の芝桜(羊山公園)・秋の紅葉・冬の氷柱(三十槌の氷柱は全国でも有名)は季節ごとに全国からファンが押し寄せる。荒川のラフティング・長瀞のライン下り・三峯神社への参拝——アクティビティの選択肢も豊富だ。
行田の埼玉古墳群は「さきたま古墳公園」として整備されており、映画「のぼうの城」の舞台でもある忍城がある。深谷市は渋沢栄一の出身地として「日本資本主義の父」の足跡が残る観光地になった。
食と農業の底力
埼玉は農業県でもある。深谷ネギは全国ブランドで、冬の食卓に欠かせない甘みの強いネギとして料理人に高く評価される。狭山茶は「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす」と茶摘み唄に詠まれた日本三大銘茶の一つだ。富士見市・ふじみ野市周辺のブルーベリー農園は関東屈指のフルーツ狩りスポットとして定着している。
大宮盆栽村は日本唯一の盆栽専門街で、世界中の盆栽愛好家が訪れる文化的な観光地だ。浦和はかつて「浦和画家」と呼ばれる多くの洋画家が暮らした芸術の街で、今も公立美術館・画廊が充実している。
こんな人に向いている
東京に近い場所で広い家に住みたいファミリー層、子育て環境と都市利便性を両立したいカップル、新幹線の便利さを活かして地方との二拠点生活を考えている人、川越・秩父のアウトドアと都市の両方を楽しみたい人——埼玉はその全員に具体的な答えを持っている。
700万人が選び続けている理由は、データの中にも、街の中にも、確かにある。
交通利便性という圧倒的な強み
埼玉の鉄道網は首都圏で最も充実したエリアの一つだ。
JR京浜東北線・埼京線・高崎線・宇都宮線・湘南新宿ライン——複数の路線が東京都心まで直結している。私鉄も東武東上線・西武池袋線・東武伊勢崎線・西武新宿線が走り、池袋・新宿・上野・渋谷・品川という東京の主要ターミナルすべてへのアクセスが1本で確保されている。
特筆すべきは大宮駅の新幹線利便性だ。東北・上越・北陸新幹線が集まる大宮は、東京駅に次ぐ新幹線のターミナルとして機能しており、仙台・新潟・金沢・函館へのアクセスが県内から可能だ。出張が多いビジネスパーソンにとって、大宮近辺に住むことは生産性を高める選択だ。
NISA口座開設率は23.6%と着実な水準で、経済的に安定した生活を送りながら将来への備えをしている人が多い県だ。
出典:国土交通省 令和7年地価公示、総務省「住民基本台帳人口移動報告」、農林水産省「作物統計」
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📊 データ出典:記事内のデータは政府統計(厚生労働省・総務省・国土交通省等)をもとにしています。
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