東京23区で離婚率が最も高い区はどこ?——1位は意外にも「中央区」だった【2024年最新】
結論から言うと、東京23区で離婚率(人口千対)が最も高いのは中央区の2.16件。2位は港区の2.01件だった(東京都保健医療局「人口動態統計」令和6年)。「湾岸タワマンの中央区」と「日本一裕福な港区」がワンツーという、多くの人の予想を裏切る結果になった。
23区離婚率ランキング(2024年・人口千対)
1位 中央区 2.16/2位 港区 2.01/3位 渋谷区 1.74/4位 墨田区 1.73/5位 千代田区 1.68/6位 足立区 1.66/7位 江戸川区 1.65/8位 台東区 1.62/9位 新宿区 1.58/10位 品川区 1.57/11位 目黒区 1.55/12位 江東区 1.52/13位 葛飾区 1.51/14位 板橋区 1.50/15位 荒川区 1.46/16位 中野区 1.45/17位 練馬区 1.39/18位 大田区 1.37/19位 世田谷区 1.32/20位 北区 1.32/21位 豊島区 1.27/22位 杉並区 1.23/23位 文京区 1.19
東京都全体は1.52、全国は1.55(2024年概数)。上位5区は全国平均を上回り、下位の文京区・杉並区は全国有数の低さだ。
「所得が高い区ほど離婚しない」は幻想だった
下町エリアの高離婚率を予想した人は多いはずだが、実際の足立区は6位(1.66)にとどまり、トップ2は都心の中央区・港区が占めた。平均所得と離婚率は、23区内では素直には結びつかない。
中央区は「人生の回転が最も速い街」
中央区のデータを並べると別の物語が見える。婚姻率9.77(23区3位)、合計特殊出生率1.25(23区トップ級)、そして離婚率2.16(1位)。結婚も、出産も、離婚も、すべて多いのだ。家族が壊れやすい街というより、湾岸の新築マンションに若い夫婦が次々と流入し、人生のイベントが最速で回転している街——という仮説が立てられる。人口千対の離婚率は「若い既婚世代が多い街」ほど構造的に高く出やすい点も効いている。
対極の文京区——「静」の街
最も離婚が少ない文京区は、婚姻率6.47と結婚もそれほど多くない。動きが少なく、定住ファミリーが根を張る「静」の街だ。動の中央区、静の文京区。同じ山手線の内側で、家族のあり方がここまで違うのが東京の面白さだろう。
読むときの注意
離婚率(人口千対)は「住民1,000人あたりの年間離婚件数」であり、「夫婦の何%が離婚するか」ではない。単身高齢者が多い区は分母が膨らみ率が下がるなど、年齢構成の影響を受ける。順位は「区民性」ではなく人口構造を映す鏡として読んでほしい。
47都道府県版の離婚率マップでは、全国1位の沖縄(2.20)と最下位の富山(1.07)の差の理由も解説している。あわせてどうぞ。
出典:東京都保健医療局「人口動態統計(令和6年)」人口動態総覧(率)・区市町村別/厚生労働省「人口動態統計月報年計(令和6年概数)」
💡 離婚率(人口千対)は最高沖縄・最低富山で約2.1倍の差。出会いや結婚は環境も大切。スマホで始められる婚活サービスもあります。
📊 データ出典:記事内のデータは政府統計(厚生労働省・総務省・国土交通省等)をもとにしています。
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